兆候。
思えば、左半身の運動機能に問題があるらしいことは、かなり以前から判っていた。ネットの日記や、ブログを見直してみると、思い当たる節が幾つか出てきた。
2004年10月13日
今から3年以上も前だが、空手の練習で左目の網膜震盪症、及び鼻骨骨折をした事が書いてあった。左からの上段回し蹴りを避け損なったのが原因だが、それ自体を脳腫瘍と結び付けるには根拠が薄い。
しかし、その後、左目の動きを鏡でよく見るようになったのだが、瞳孔の大きさが右に対して大きかったのを覚えている。目は、視神経を通じて直接脳に繋がっている為、脳の異変が出易い部位であると言う。
もっとも、怪我をしなければ瞳孔の大きさなど見ようとは思わなかったし、なにより、眼科とは言え医者に診て貰っていたのであるから、自分には判ろうはずもない。
2005年6月3日
左足の違和感について記述があった。「砂が詰まった袋のような感覚で、ぎこちない気がする。くるぶし、膝、股関節、腰が、うまく調和が取れていないようだ。右足にはそんな感覚はないので…」また、職場で使用しているサンダルの縫い付けが、右足と左足でほころび方に差があるとも。
また、ブログや、ネット日記には書いていなかったが、左鎖骨下の筋肉(浅胸筋かな?)が妙に張ることが、この頃からあった。単車のクラッチ操作の際、無駄な力が入っているのだと思っていた。単車に乗る機会が多い時に、よく起こっていたからだ。
もっとも、そう思ったのもあながち見当外れではないと思う。脳腫瘍により神経伝達が混乱している状態で、左手を握ろうとすれば、近い部位の他の筋肉にも指令が行ってしまい、結果、無駄な力が入ることとなる。
また、ここ数年、パソコンのタイピングをすると、左肩だけ凝ってしまっていた。タイピングで肩が凝るのは良くある話ではあるが、片方の肩だけというのがミソだったようだ。やはり、神経信号の混乱があったのであろう。
2006年10月27日
左回し蹴りをやっていて、目測を誤り、左足薬指を棚にぶつけ、末節骨を骨折したとある。
発作の起こっている最中は、正座して足がしびれた時のように、自分の脚が曲がっているのか真っ直ぐなのか判らない状態で、手足の位置感覚が喪失してしまっていた。
対象物との距離感覚は、両目の動きの調和が必要であろうし、自分の足の位置が把握出来なければ、ぶつけてしまうのも仕方なかったかと思う。
2007年6月29日
左半身が、足がしびれる様な状態になって倒れ、少し休んだら回復したとある。まず、左足が、正座した時にしびれるのと同じ状態となり、それが左半身へ広がり、足がつる様な感覚で痙攣を起こした。
ミネラル(主に塩分)不足で足がつることがあると聞いていたので、その時は、ほとんど調味料を使わない食生活のせいで、そうなったのかと思ったのだが。
2007年7月2日
再び左半身の麻痺、痙攣が起こる。この時も、しばらく休めば回復するだろうと思っていた。しかし、1時間以上たっても痙攣が収まらず、救急車を呼んでもらって近くの病院で頭部及び頚部のCTを撮った。
空手の練習中だとの事で、外力による頚椎損傷や、脳内出血を疑ったらしい。
相変わらず痙攣は続いているものの、意識ははっきりしていたので、いくらオマケで黒帯もらったとは言え、頚椎に損傷を受けるほどのドジは踏まんて、と思っていたが、案の定、頚椎でなく脳に影が見付かったと聞かされる。
そして、どうもCTでははっきり映らないし、当直の医師も整形外科医だとの事で、MRIがあり、脳神経外科医がいる病院へ移送されることになった。
この際、CTでは、血腫などははっきり映るとの話もあり、内心、こりゃヤバイなという思いが強くなった。血腫であれば、それを取り除きさえすれば、機能回復も出来る、今までの左半身に対する違和感も解消されるはずであった。
だが、それ以外の要因であれば、楽観は出来ぬことは判っていた。
2007年7月3日
自宅近くの病院に、運良く(?)MRIもあり、脳神経外科医もいる事が判り、そちらへ転送されることになる。そこで、やはり脳腫瘍であろうと言うことが判り、発作を抑える薬を注射してもらった(どっちが先だったか、ウル覚えだが)。注射後、ほどなく発作は収まったが、発作が起こったのが19時30分くらいであり、収まったのが翌日の2時、実に6時間以上痙攣していた訳だ。
とは言え、比較的田舎であるので、受け入れ先の病院もこの程度で見付かったが、都会だとそうは行かなかったのかも、とか思っていた。
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Comments
こんばんは。
コメント残してくださったので、こちらに伺ってビックリしました。
五体満足の私にはかける言葉もありません。
手術しないと、具体的な方策も立てようがありませんね。
手術が多い病院でセカンドオピニオンを聞くのも手だと思いますが、私が考える事を、じんさんが考えないわけがありません。東京女子医科大学病院が手術数は多いみたいですが…。
「電脳コイル」はまれにみる本当に楽しいトップクラスのアニメだと思います。楽しんでください!!
Posted by: tyantyan | 2007.07.17 at 10:56 PM
コメントありがとうございますm(_ _)m
東京女子医科大学病院は、5年生存率も高いみたいですね。場所も遠くないですし。
機能障害に関しては、自分の職場はかなり寛容に対応してくれそうなので、生存率重視で行きたいなと思っています。
まぁ、せっかく段をもらったんで、空手は無理でも、合気道は出来る程度(車椅子でやってる人もいるらしいので)には、動いて欲しいですが…。
Posted by: じん | 2007.07.18 at 11:22 AM